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1990年生まれ。東京都内を中心に活動中。フォークとポップスの間を彷徨っている。名も無い一人のミュージシャンの日常。

W杯が終わった

2018年のW杯ロシア大会。

 

決勝は祐天寺の居酒屋で見た。

クロアチアを応援していた僕としてはちょっと悔しい結果だった。

 

フランスはニュースターの誕生。

98年、前回のフランス優勝時に生まれた選手が活躍したのにもドラマを感じる。

 

今から4年前のブラジル大会。

日本は大会前の期待値とは裏腹にグループリーグで呆気なく敗退。

 

ブラジルが大敗して、その勢いのままドイツが優勝した大会だった。

 

4年前も同じ事を思った。

 

「4年後は何をしてるだろう」

 

4年前の大会は体調が悪く、仕事も出来ず家に引きこもっていた。

大会が終わって、何か見たくない現実が戻ってきてしまって、相変わらず引きこもっていた。

 

昼間から夕方まで甲子園を見て、見たくもないバラエティ番組をかちゃかちゃと繰り返す。

 

この頃にギターを持ち始めた。

先輩に一つ一つ教えてもらいながら毎日ギターにかじりついた。

 

曲を作ってみようと思うが、全部合唱曲のような曲ばかりでうんざりだった。

 

前回大会のあと、フランス代表だったアンリの引退のニュースを耳にして、初めて上手い曲が書けたと思ったのが、「時間ばかりが過ぎて行く」という曲だった。

 

母親に聞かせて、友達に聞かせて、最後に先輩に聞かせると、すぐにライブの話を持ってきてくれた。

 

おそらく、このブログを読んでくれているであろう人たちは、4年前には出会ってない人がほとんどだろうと思うと、たかが4年、されど4年なんて思ってしまう。

 

今はバンドを組んでいる。

これも4年前には想像できなかった事だ。

 

今は周りの人もその当時とは全く違う人たちが近くにいて、一緒にご飯を食べたり、ライブを見たり、話したりしている。

 

4年前のブラジル大会が終わった後、なんとなくこう思っていた。

 

「これが人生で最後に見たW杯かもな」

 

 

 

想像もできなかった事が毎日起こって、今なんとか生きている。

今大会を終えて、この4年間の思いが去来して、ちょっとだけ泣いた。

 

 

大番狂わせが数々と起こった2018ロシア大会。

 

彼らからたくさんの勇気とインスピレーションを貰った。

 

僕も頑張る。

 

僕の組んでいるバンド(towel)からも近々発表出来る事があると思います。

 

大番狂わせ起こしたい。

出来っこないをやらなくちゃ。

 

4年後はどこで何をしているだろうか。

たくさんの不安と少しの希望を胸に、穏やかに過ごして行きたいと思う。f:id:taaaakuuuut0122:20180716034507j:imagef:id:taaaakuuuut0122:20180716034518j:imagef:id:taaaakuuuut0122:20180716034650j:image

時間ばかりが過ぎて行く↓

https://soundcloud.com/schsnmdegnqt/gwohynnqhfwt