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1990年生まれ。東京都内を中心に活動中。フォークとポップスの間を彷徨っている。名も無い一人のミュージシャンの日常。

読書の秋

最近はネルシャツとジーパンで毎日過ごしている。

時間が空くと細々と本棚の整理をして、昔買った本を読み返している。

二年くらい前に自己啓発本をたくさん読んでいた時期があって、どのタイトルを見ても、今と悩んでいる事はあまり変わらないなーと、読み返すとやけに響いちゃったりして感動する。

どの本を読んでも全然変わりはしないのだけど、生きるのが凄く楽になった瞬間があったなぁと思い出した。

それは仏教の本を読んだ時。

哲学や宗教にも関心があって沢山読んだのだけど、結局行き着くところ、僕が悩んだ時は大体仏教が解決してくれているっていう事を忘れてた。

この間、地元の友達とドライブした時にふとその会話になって、あーそういえばと思い、今読み返している。

あと全然関係ないけど、競争に勝つ一番の方法は、他人の足を引っ張る事らしい。

知らず識らずのうちにやってたかも。

欲は怖いなー。

だからって禁欲的に過ごすつもりはないけど、僕は元々、大抵なんでもいいやと思って過ごすのが合っているみたいだ。

無常、無常。

あらやだ。自分でどうこうしようなんて、本当どうかしてたわね。

この身の程知らずめ。


明日何時に起きようか。

深夜のノスタルジーは感慨深い。

昼間の喧騒の中、抑えられていた何かが、ひょっこりと顔をだして、僕に色んな事を教えてくる。

忘れてもいいような事を思い出して、悲しくなったり、嬉しくなったりすんだ。

何年前かの秋口。

僕は毎日、きっちりと0時になったら布団に入って、12時まで寝ていた。

12時間、途中で起きる度に、夢の続きが知りたくて、二度寝三度、四度寝位した。

12時に起きたらタバコを吸って、外に出かける。

誰かと連絡がつくまで、海を見たり、山に行ったり、川を見に行ったり、車の中で本を読んだりしていた。

夕方を過ぎると、大体みんな目を覚まして、どこかへ出かける。

映画を見たり、ご飯を食べたり、カフェに行ったりしていた。

ギターのコードも知らない頃、先輩の弾くギターと歌が本当にかっこいいと思った。

ちょっとの贅沢をしようと、お酒と葉巻を買って、交互にふかして、よく分からないねといったり。

冬が来る度に、昔付き合っていた彼女の誕生日を思い出して、彼女の事がまだ好きだと駄々を捏ねた。

男だけで夜景スポットに行って、申し訳ないと縮こまった。

イルミネーションを見に行って、申し訳ないと縮こまった。

毎日、楽しかった。いつか終わると分かっていたけど、それが全ての生活で、多少の不安をこぼしながらも、僕らは小さい車の中で、音楽を聞いて満足していた。

どんな時間を過ごしても、現状にはいつも不満しかなくて、そんなの分かってるけど、過ぎた頃の時間は、本当に綺麗だ。

時は流れて、もうそんな事は出来そうに無いのだけれど、また当てもなくフラフラして、くだらない話をして、誰が最初にこの生活から抜け出すかなどと、話し合いたい。

同じタイミングで、それぞれの事をやり始めたのは、ただ毎日一緒に過ごしていた訳ではないのだなと思う。


今年もいよいよ夏が終わったんだと、少し寂しい気持ちである。
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バイバイ・ボーイズアイデンティティー

生形拓人レコ発にお越し下さった皆様。

本当にありがとうございました。

今、レコ発後のちょっとしたビックイベントを終えて、ようやく一人の時間が取れたので、ブログを更新しようと思い立った次第です。

音楽を始めた時、いつか自分のCDが出来たらいいなーと、なんとなーくあやふやな気持ちで9ヶ月間、活動してまいりました。

唄を人前でさせて貰っている中で、様々な出会いが、僕をちょっとずつ目標に近づけてくれて、CD制作、そして、レコ発までやらせてもらえる様になりました。

僕を見つけてくれた、金魚の関根卓也さん、パッションパッションパッションのカズさん、スリーマンの一角を飾ってくれた、ハングオーバーの古郡翔馬くん。

この三人がいなければ、僕はここまで活動出来ていなかったです。

レコ発当日は、この三人に自分のライブを見てもらえたのが、僕としてはとても嬉しかった。

来てくれたお客さん達も本当にありがとうございました。

虚飾なく、本当に満員のお客さん達をマイクのこちら側から見た時、ビックリしてしまいました。

森本誠也くん、古郡翔馬くん、この二人とスリーマンを出来て、本当によかった。

やっぱり二人とも好きだし、本当に尊敬してます。

二人とも、汗びっしょりになった衣装を、楽屋に忘れて帰るあたりが、本当に好きだ。

二人の汗に濡れた衣装をハンガーにかけている時に、どうしようもなく愛おしくなってしまった…笑

二人ともカッコよかったよ。

音楽的な解説はよく分からないからしないけど、二人の音楽が好きだし、ライブが好きだし、今度鍋パーティーするんだ。

しょうまくんの新曲のタイトルも考えなきゃね。

ステージに向かうまでの二人を見られるのは、企画者の特権だなぁと思いました。



企画は大成功!とか、軽々しいから言わないけど、見に来てくれたお客さん達が楽しそうに帰って行くを見て、とても幸せでした。

色々な感想を持って帰っていったと思います。

どうか優しく、僕ら三人の歩む道を、引き続き見守って欲しいと思います。

お越し頂いた皆様。場所を提供して下った、新宿カールモール。PA、ドリンクを回してくれた、金魚の関根卓也さん、マダムさん、蓮理さん。レコーディングをして下さった、赤木勇司さん。

本当にありがとうございました。

引き続き、ご贔屓賜ります様、よろしくお願いします。f:id:taaaakuuuut0122:20150922044908j:image

あれよあれよと言う間に

人前で歌うようになってから、かれこれ9ヶ月経とうとしている。

昨日、初めてのライブ映像(赤坂club TENJIKU)の見た。

思えばあそこから、あれよあれよと言う間に、新宿カールモール、高円寺クラブライナー、大久保ひかりのうま、下北沢ろくでもない夜、色々な所で歌わせてもらってきた。

そして、今週末は新宿カールモールでレコ発をやろうとしている。

去年の今頃は、本当に体調が悪くて、毎日死にそうになっていたっけか。

全然想像出来なかったです。

ましてや、音楽をそれなりにやっているなんて、考えもしなかったな。

感傷に浸るのは、まだ少し早いけれど、自分の音源が出来た時、嬉しかった。

本当に自分の為だけに音楽を作ってきたし、聞く人の事なんか考えた事なかったけど、今は、自分の音楽を少しでも多くの人に聞いて欲しいって思っちゃったり。

とにかく来て下さい。新宿カールモール。

森本誠也、古郡翔馬、生形拓人。

この3人で9/20はいい会を作る。


ダサい精神論とか、あんまり好きじゃないけど、音楽的な価値観とか、意味とかそういうのも大事だけど、同世代の3人がそれぞれの音楽でぶつかり合う。
これ素敵な事よ。

2人にも、自分が一番だ!って思ってやって欲しいってリクエストしてます。

もちろん、僕も一番良いアーティストだと思って、演奏します。

よろしくお願いします。

2015.9.20(日)
新宿カールモール
生形拓人初企画、初レコ発
バイバイ・ボーイズアイデンティティ
〜僕たち大人になれるかな〜

open:18:30
start:19:00

¥2000+1d

森本誠也
古郡翔馬
生形拓人

当日お待ちしております。f:id:taaaakuuuut0122:20150917101141j:image

おはようございます。

今、電車に乗っているのだけど、前のお姉さんが爆睡していて、見えてはいけない部分が見えている。

昨晩はカールモールで、ダラダラと関根さんと喋っていた。

関根さんのお友達の話を聞いていたら、なぜかどんどんパワーが湧いてきて、楽しく生きられる様な気がして来た。

かのこさんも途中から来て、一緒にお酒の作り方を覚えたりした。

出来立てホヤホヤの田中一世のCDを無限ループで流しながら、かのこさんが作ってくれたお酒をちびちび飲んでいた。



ここの所、夏の疲れなのか、頑張ろうとし過ぎてたのか、よく分からないけど、あんまり日々の事の処理が上手く出来ていなくて、しんどい毎日だったのだけど、季節の変わり目はいつもこんな感じだったっけなぁと、ふと昨日、腑に落ちた。

この時期はいくら寝ても寝足りないし、変な夢も見る。

どんな夢かは覚えてないのだけど、起き抜けの気分の悪さと言ったら最悪だ。

9月はレコ発企画もあるし、バイトやカールモールのお手伝いもあるので、まぁまぁ忙しそうだ。

レコーディングもやり直す事になったし、こりゃもうやるしかないわなぁ。

なんせ今日は、一週間ぶり位に気分が晴れているので色々やってみようと思う。

バイトもないし、一日家に篭っていよう。

みんなはどんな風に過ごすのだろう。

お金欲しい。


kingdom come

結構まぁまぁいいイヤホンを買った。

音楽を聞くのが楽しくなっている。
こりゃ電車移動も苦では無くなるなぁと…

やっぱりいいイヤホンには、ヒップホップでしょうという事で、Jay-zkingdom comeを、結構な爆音で聞きながら新宿まで移動中。

中学二年生の時にエミネムの衝撃があって、そこからちょいちょいこっちの音楽を聞くようになった。

今もそうだけど、完全にファッション感覚で聞いている。

トラックかっこいいし、フロウも心地よいし、なんか気持ちよくなって来て、変なゾーンに入る。

クラブミュージックとかEDMは不思議だ。

街を歩くときも、なぜか歩幅が広くなった様な気がして、気付いたら目的地に着いている事が多い。

何も考えずに、純粋にノリやすいからかな。

このアルバムが終わったら宇多田ヒカルを聞こう。

そう。今は何も考えたく無いんです。

昨晩の事

使命感と言えば耳触りはいいけど、単純に色々切羽詰まっていて、何がなんだかよく分からないまま、8月が終わろうとしていた。

切羽詰まる必要なんてあったかなぁと思ったりもするけど、そういう時ほど、自分の視点から距離を置けなくて、どんどんストイックになって行くのが、僕の傾向としてある。

そんな状況を知ってか知らずか、いくらかの人達がタイミング良く連絡をくれて、電話で話したりしているうちに、気付いたら落ち着いた。

明け方、興奮していて寝られなかった僕を、地元の先輩が連れ出してくれて、海を見に行ったり、公園の遊具で全力で遊んだりした。

ターザンロープで遊んだり、ローラーコースターを滑り落ちて、そのまま草むらに突っ込んだり、少し開けた場所でスターゴッコをした。

曇り空の下、大人の男二人の下品な笑い声が響き渡っていて、近隣住民の土曜の朝を邪魔してしまったかもしれないと思った。

そういえば、今年の夏、初めて海を見た気がする。

夏終わっちゃったのかな。f:id:taaaakuuuut0122:20150829193054j:image