切羽詰まる必要なんてあったかなぁと思ったりもするけど、そういう時ほど、自分の視点から距離を置けなくて、どんどんストイックになって行くのが、僕の傾向としてある。
そんな状況を知ってか知らずか、いくらかの人達がタイミング良く連絡をくれて、電話で話したりしているうちに、気付いたら落ち着いた。
明け方、興奮していて寝られなかった僕を、地元の先輩が連れ出してくれて、海を見に行ったり、公園の遊具で全力で遊んだりした。
ターザンロープで遊んだり、ローラーコースターを滑り落ちて、そのまま草むらに突っ込んだり、少し開けた場所でスターゴッコをした。
曇り空の下、大人の男二人の下品な笑い声が響き渡っていて、近隣住民の土曜の朝を邪魔してしまったかもしれないと思った。
そういえば、今年の夏、初めて海を見た気がする。
夏終わっちゃったのかな。