生形拓人 公式ブログ ポイントカードお持ちですか?

1990年生まれ。東京都内を中心に活動中。フォークとポップスの間を彷徨っている。名も無い一人のミュージシャンの日常。

冬の装い

いよいよ寒くなってきた。
例年、冬といえばいつも着込みすぎて、結局上着を手に持ったり、それが嫌だから、でかいリュックを背負って出掛ける事が多い。

今、めちゃくちゃ薄着なカップルが目の前を闊歩するのを見て、ブログを書こうと思い立った。

僕の予想では、二人は江ノ島にいて、これから都内に帰る為に電車を待っている。
きっとまだ大学生位だから、帰りはお互いの家に帰るのだろう。
寒くなってきたねー、暗くなったねーと言いながら、帰る前にどっかで一杯位飲むのだろう。

江ノ島の周りにはたくさんいい店がある。最近は行けてないが、週に一回は海沿いのカフェでコーヒーなり、特製ジンジャエールなり飲んでいた。

あまりにもお洒落過ぎて、入るのを憚っていたけど、どっかしら通い始めれば、寝癖のままでも入れる様にはなるもんだ。

いつだか、海に行くと聞いてジャンパーの上にジャンパーを着て、ネックウォーマーとニット帽を被って車に乗ったら、暖房と厚着で体温調節がうまく行かなくて、気持ち悪くなった事があった。

その時に飲んだのはきっとジンジャエールだっただろう。

お洒落は難しい。

寒いのを我慢してまで、お洒落をすると言うが、冬でもそこそこスマートな格好をして歩いてる人は、僕の目には全然寒そうに映らない。

いざ衣替えをした所で、冬服の少なさが、例年の僕のファッション事情を物語っている。

今年はちょっとだけ、お洒落な服を買って着てみようかとも思う。

ずんぐりむっくりな格好とも、そろそろおさらばしたい所である。

しばらくはゆっくりと過ごそう。

僕のフォースは覚醒するのだろうか。
映画はあまり期待していない。

スターウォーズについてはまたブログを改めよう。

では。

f:id:taaaakuuuut0122:20151124183901j:image

11.19

相変わらずこの時期の海は少し肌寒かったよ。

江ノ電の線路を右に曲がれば、そこは江ノ島
最後に停めた駐車場には一台も車は止まってなかった。
七里のコンビニの駐車場に車を停めて海を見た。

曇っていて星は見えなかったけど、地平線にチラチラと何かの灯りが点滅していて、あれはなんの光なんだろうなと思った。



僕は元気です。

あなたは元気ですか?

手持ち無沙汰もいいところ。

買った小説は面白くないし、今自分のiPodに入っている曲は聞き飽きた。

今、ニュートラルミルクホテルを聞いている。

今日はこの後カールモールにギターを置いて、ご飯を食べて、うちへ帰る。

何を食べようかなーと考える。

牛丼?ラーメン?

位か。

明日もライブです。

明日以降は12/23までライブはしません。

色々諸事情というか、完全に個人的な事なんだけど、予定が山積みなのです。

久しぶりに無目的でギター弾けるのかなーと思うと楽しみで仕方がない。

いつもは、次のライブでどう歌うか考えながらギターを弾いてるんだけど、しばらくないとなると…

曲書く時間がたくさんあって嬉しいです。

今年、なんだかんだ40曲以上の曲を書いた。

曲を書いて歌う事を生活に馴染ませようとやって来ましたが、ようやくそんな感じになって来ました。

今年もあと少しですが、年が明けたからと言って何が変わる訳でもない…のかな。

なんかしら変わるか。

明日のライブは今歌いたい歌を唄います。

いままで、結構セットリスト、自分なりにこだわってたんです。

この間のライブとは、ここを変えようとか、曲が被らない様にしようとか。

上手くいかなかった時ほど、音楽が好きだなぁと思うんです。その時の流れとかもあると思うし。

でも、今日は今日だし。明日は明日だし。みたいな気持ちの切り替えも上手になって来たと思います。

今日はダメだったって自分で言ったら、その日来てくれたお客さんにも申し訳ないし、どんなにとちっても、それが実力だし。

大体、自分に実力があるって思ってる時点で、おい、生形、お前何言ってるんだと自分で突っ込みを入れたりしています。

この間、花男さんのライブ見て、思いました。

これがプロかと…

凄い人は沢山いるし、普通に生活をする事自体が凄い事なんだなとつくづく。



そんなこんなで明日も歌います!
11/17(火)

新宿カールモール

Aardwolf主催
『触発3』

開場 18:30
開演 19:00

1500円(2ドリンク付)

Aardwolf
でんし人
安藤匠
生形拓人
染谷芽依
長谷川光志
KING・ROSHA
森本誠也


よろしくお願いします。

f:id:taaaakuuuut0122:20151116222207j:image

寒い

今年も残る所あと一ヶ月とちょっととなりましたね。

最近は、ひたすら寝ている。
布団がとても気持ちがいい。

もちろん、寝てるだけでは生活は出来ないので、やる事はやっているのだけど、いくら寝ても寝足りない。

仕事→寝る→本読むの繰り返しをしているから、覇気がない、おじいちゃんみたいとよく言われる。

顔キャラでやって行きたい気持ちとは裏腹、僕はこうしてたまにおじいちゃんみたいだね。と言われる事が多い。




以前も書いたと思うけど、僕はただのミーハーだ。

どんな音楽を聞いてきたの?と聞かれても気の利いた事が言えない。

でも、いいなーと思うのは日本の音楽よりも海外の音楽の方が多い。

最近はエレファント6界隈という単語を教えてもらって、その中のバンドの一つにダダハマりしている。

勧めてくれた奴の音源も無限ループで聞いている。

アナル引き裂く虫詰めるワンツー首取れる。

ついつい口ずさんでしまうのだ。

色々表現したい事や、やってみたい事がたくさんある…訳ではない。

音楽的に新しい事をなんて口が裂けても言えない。

そう、ミーハーだから何が新しいかなんて分からないから困ったもんだ。

僕の音楽を聞いて、ありがたい事にたくさん感想を貰うのだけど、聞く人によって引っかかってくれる曲もそれぞれ違うし、本当に面白いなーと思う。

今はバンドアレンジ?というか散らかった音源をネットに放り込もうと画策中。
どうなるか分からないけども。

なんにせよ、今は働いて、飯を食うのみだ。

初めてライブハウスに行った日

僕が初めてライブハウスに行ったのは、22才位の丁度いま位の時期だった。

その時は音楽もやっていなくて、ギターも全然弾けなかった。

アメリカンポップ?が好きで、カーペンターズとかアンディ・ウィリアムズとかビリー・ジョエルとか、小さい頃から聞いていた。

YouTubeキャロル・キングの動画を漁っている時に、日本人がギターで弾き語りをしている動画を見て、その人の動画を漁っていたら、どんどん生で見たくなってきて、その人のホームページに飛んだら、なんと次の日に横浜でライブがあるではないか。

ドキドキしながらその人のメールアドレスに予約のメールを送って見に行った。

鶴瑞輝さんというミュージシャンです。

話しかけてCDを買う時、本当にドキドキした。

それから4〜5年経って、今、僕もCDを作ってライブをしている。

いまでも鶴さんのCDはずっと聞いているし、本当にかっこいい。

鶴さんに憧れて髪を伸ばそうとしたけど、うざったくなって、毎回髪を切るたびに、ちょっと後悔している。

鶴さんに憧れてギターも練習した。

また鶴さんのライブが見たい。

出来れば僕のライブも見て欲しい。

今の僕のちょっとした夢です。

本当に何があるか分からないですね。その時は僕もステージに立つ側の人になるとは思いもしなかったので。

デモ音源も残り僅かです。

是非お買い求め下さい。

読書の秋

最近はネルシャツとジーパンで毎日過ごしている。

時間が空くと細々と本棚の整理をして、昔買った本を読み返している。

二年くらい前に自己啓発本をたくさん読んでいた時期があって、どのタイトルを見ても、今と悩んでいる事はあまり変わらないなーと、読み返すとやけに響いちゃったりして感動する。

どの本を読んでも全然変わりはしないのだけど、生きるのが凄く楽になった瞬間があったなぁと思い出した。

それは仏教の本を読んだ時。

哲学や宗教にも関心があって沢山読んだのだけど、結局行き着くところ、僕が悩んだ時は大体仏教が解決してくれているっていう事を忘れてた。

この間、地元の友達とドライブした時にふとその会話になって、あーそういえばと思い、今読み返している。

あと全然関係ないけど、競争に勝つ一番の方法は、他人の足を引っ張る事らしい。

知らず識らずのうちにやってたかも。

欲は怖いなー。

だからって禁欲的に過ごすつもりはないけど、僕は元々、大抵なんでもいいやと思って過ごすのが合っているみたいだ。

無常、無常。

あらやだ。自分でどうこうしようなんて、本当どうかしてたわね。

この身の程知らずめ。


明日何時に起きようか。

深夜のノスタルジーは感慨深い。

昼間の喧騒の中、抑えられていた何かが、ひょっこりと顔をだして、僕に色んな事を教えてくる。

忘れてもいいような事を思い出して、悲しくなったり、嬉しくなったりすんだ。

何年前かの秋口。

僕は毎日、きっちりと0時になったら布団に入って、12時まで寝ていた。

12時間、途中で起きる度に、夢の続きが知りたくて、二度寝三度、四度寝位した。

12時に起きたらタバコを吸って、外に出かける。

誰かと連絡がつくまで、海を見たり、山に行ったり、川を見に行ったり、車の中で本を読んだりしていた。

夕方を過ぎると、大体みんな目を覚まして、どこかへ出かける。

映画を見たり、ご飯を食べたり、カフェに行ったりしていた。

ギターのコードも知らない頃、先輩の弾くギターと歌が本当にかっこいいと思った。

ちょっとの贅沢をしようと、お酒と葉巻を買って、交互にふかして、よく分からないねといったり。

冬が来る度に、昔付き合っていた彼女の誕生日を思い出して、彼女の事がまだ好きだと駄々を捏ねた。

男だけで夜景スポットに行って、申し訳ないと縮こまった。

イルミネーションを見に行って、申し訳ないと縮こまった。

毎日、楽しかった。いつか終わると分かっていたけど、それが全ての生活で、多少の不安をこぼしながらも、僕らは小さい車の中で、音楽を聞いて満足していた。

どんな時間を過ごしても、現状にはいつも不満しかなくて、そんなの分かってるけど、過ぎた頃の時間は、本当に綺麗だ。

時は流れて、もうそんな事は出来そうに無いのだけれど、また当てもなくフラフラして、くだらない話をして、誰が最初にこの生活から抜け出すかなどと、話し合いたい。

同じタイミングで、それぞれの事をやり始めたのは、ただ毎日一緒に過ごしていた訳ではないのだなと思う。


今年もいよいよ夏が終わったんだと、少し寂しい気持ちである。
f:id:taaaakuuuut0122:20151003022650j:image