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1990年生まれ。東京都内を中心に活動中。フォークとポップスの間を彷徨っている。名も無い一人のミュージシャンの日常。

駄文

体調が悪くてバイトを休んだ。

4月半ばから、体調がうまくコントロール出来ない。

熱があるような、ないような…

とにかく体があまり思うように動かない。

精神的にもあまりいい兆候は見られない。

何があったわけでは無いけど。

 

桜の蕾が開く音、散って行く音、青葉が芽吹く音が聞こえて来るから、この時期は落ち着かない。

 

そんな人もきっといるのだろうなと思う。

 

季節の移り変わり目は、嬉しくもなるし、憂鬱にもなる。

 

こんな時に僕の支えになるのは読書である。

本の中には、自分にしか分からない登場人物の顔と声色。綺麗な景色が広がっていて、とても癒される。

中にはバイオレンスや、本当に自分の目の前で起こったら、とても正気じゃいられない様な描写も、簡単にコントラストを変える事が出来て、ギリギリの線でその場の感情を想像する。

 

そんな時間が何よりも楽しい。

 

たまに物語を読んでいる様に、自分のことを俯瞰で見ている時があって、冷め切った感情にビックリする時がある。

 

一番毛嫌いしている、私小説的な感情、孤高のナルシシズムみたいな物が、社交性を重んじる世界では、もっと厄介なものだ。

 

自分のそれを面白がれる器量も、今のぼくにはない。

 

ただ、淡々と毎日は過ぎて行くだけなのだ。